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結局どれがいい?シーン別防犯カメラの録画方法4選

No.000423

2023.07.20

防犯カメラ 高画質

「録画して記録を残す」ということは防犯カメラを設置する重要な目的の一つです。防犯カメラの録画方法は大きく4つあります。それぞれのメリットとデメリットを知り、運用に合った録画方法を選びましょう。

1.SDカード録画


夜間撮影

防犯カメラには、本体にSDカードを挿入して録画できるタイプがあります。

防犯カメラの録画映像をSDカードに保存するメリット

防犯カメラの録画映像をSDカードで記録するメリットは、持ち運びがしやすく、手軽に利用しやすいところです。SDカードを挿入するだけで録画ができ、手間がかかりません。防犯カメラがネットワークカメラであれば、SDカードを挿入したまま録画映像を確認することもできます。 古い映像を消して新しい映像を更新していく上書き録画で、放置したまま運営できる魅力もあります。1週間前の録画映像を確認する程度なら、SDカードでも十分対応できるでしょう。 また、SDカードを使った防犯カメラの録画は比較的安いため、気軽に導入しやすいです。

ソリッドカメラでは、SIMカードを挿入して録画するタイプの防犯カメラを用意しています。ソーラーパネル付きのタイプもあり、どんな環境でも導入できます。



防犯カメラの録画映像をSDカードに保存するデメリット

SDカードは手軽に利用できる反面、保存容量が限られているため、長期的な録画に向いていません。数ヶ月前の録画映像をチェックするシーンがある場合、SDカードだと不便さを感じるでしょう。 また、SDカードは消耗品なため、定期的な交換が必要です。交換毎にコストや手間がかかってしまいます。 抜き取られる可能性があるところも、SDカードのデメリットの1つです。防犯カメラのSDカードを抜き取られると、映像を録画しても確認できず、意味がありません。ソリッドカメラで提供しているSIM盗難防止カバーを装着するなどして、対策する必要があります。


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防犯カメラを録画するSDカードを選ぶ際の注意点

防犯カメラを録画するSDカードを選ぶ際は、書き込み・読み込みに強いものを選びましょう。SDカードの耐久性は、大きくSDスピードクラス・UHSスピードクラス・ビデオスピードクラスの3つに分類できます。耐久性の高いSDカードであれば、転送速度が早く、大容量の高画質映像もスムーズです。防犯カメラに使う場合は、産業用SDカードを推奨します。産業用SDカードは、通常のSDカードより読み込み速度が早くて耐久性も高く、防犯カメラの録画映像用にぴったりです。ソリッドカメラの産業用SDカードは部品構造が固定なため、品質が安定しています。


2.HDD録画

HDD録画

防犯カメラの映像は、専用レコーダーに内蔵したHDDやネットワーク対応HDD(NAS)に保存できます。ネットワーク対応HDD(NAS)とは、ネット経由で接続できるハードディスクです。通常のHDDと違い、防犯カメラ1台の映像を複数デバイスで確認できます。


防犯カメラの録画映像をHDD(ハードディスク)に保存するメリット

HDD録画を使った防犯カメラの録画方法は、容量が大きいため、安定した長期間録画ができます。価格も安く、高いコストパフォーマンスゆえに、防犯カメラ以外の利用シーンも多いです。 防犯カメラ専用のHDDであれば、1台で複数台の防犯カメラの同時録画や同時再生もできます。耐久性も通常のHDDより高いため、24時間稼働も可能です。 録画した映像はHDDに保存される仕組みで、万が一防犯カメラが破壊されても録画映像を残せます。


防犯カメラの録画映像をHDD(ハードディスク)に保存するデメリット

HDDで防犯カメラの映像を録画するときは、IPアドレス等の設定が必要です。SDカードのような「挿入するだけ」ではなく、初期化等の設定をしないと稼働できず、利用までに手間がかかります。また、専用レコーダーのサイズが大きく、設置場所に困るケースもあります。振動に弱いため、壊れやすいところもデメリットです。


3.クラウド録画

クラウド録画
防犯カメラの映像は、インターネット上のクラウドサーバーに保存することもできます。

防犯カメラの録画映像をクラウド上に保存するメリット

防犯カメラの映像をクラウド録画する最大のメリットは、録画媒体を置く必要がないところです。 録画媒体を置かないため、盗難や人的被害、災害などのリスクがありません。設置場所の確保も不要で、スペースの節約にも繋がります。また、レコーダーを購入せず利用できるため、レコーダー購入費や修理代などのコストも削減できます。利用するプランによって容量の上限が設定される仕組みのクラウド録画は、用途に応じて必要容量を柔軟に調整できるメリットもあります。


防犯カメラの録画映像をクラウド上に保存するデメリット

クラウド録画はネット経由で防犯カメラの映像を保存するため、インターネット通信が切れると録画が途切れます。タイミングによっては、大事な映像が録画できていないケースもあります。 サーバー攻撃を受けるところもデメリットです。セキュリティ対策が甘いと、サーバー攻撃でクラウド上に保存した録画映像を盗まれる恐れがあります。
また、クラウド録画は容量をレンタルする仕組みなため、ランニングコストが発生します。レコーダーの購入費や修理代などはかからないものの、長期的に見ると他の録画方法よりコストがかかりやすいです。 さらに、クラウド録画の画素数は他の録画方法より低いため、どうしても画質が荒くなります。利用用途によっては問題ありませんが、画質が悪いと肝心の映像が乱れてしまいます。


4.ローカル録画

クラウド録画
ローカル録画とは、防犯カメラで撮影している映像をパソコンやスマートフォンに録画する録画方法です。

防犯カメラの録画映像をローカルで保存するメリット

ローカル録画を活用すれば、防犯カメラの映像を録画したいときにワンタッチで簡単に録画できます。必要に応じて録画したい場合などは、ローカル録画が便利です。


防犯カメラの録画映像をローカルで保存するデメリット

ローカル録画のデメリットは、端末にかかる負担が大きいところです。直接パソコンやスマートフォンに録画しているため、長時間の録画には向いていません。また、ファイルが作成されるまで録画映像を確認できない仕様で、遠隔視聴ができないデメリットもあります。

このように、防犯カメラの録画方法は多種多様です。録画方法によってメリットやデメリットが異なるため、防犯カメラの導入目的に合わせて選んでみてください。