【必見】SIMカメラで失敗しないために!カメラ・SIM・容量の正しい選び方
目次
1. はじめに
防犯や業務効率化などさまざまな場面で活躍するSIMカメラ。Wi-Fi環境がなくても、カメラ本体に挿したSIMカードを利用して映像を確認・配信できる手軽さが大きな魅力です。
しかし、「どんなSIMを選べばいいの?」「月々の容量(データ通信量)はどれくらい必要なの?」など、導入前に気になるポイントも多いもの。本コラムでは、SIMカメラの導入を検討する際に押さえておきたい「カメラ」「SIM」「容量」の観点を中心に解説します。

2. SIMカメラとは

SIMカメラは、名前の通りカメラにSIMカードを挿して通信回線を利用するカメラのことです。主な特徴としては以下が挙げられます。
- Wi-Fi環境不要:携帯電話回線を利用するため、Wi-Fiがない場所でも映像監視が可能です。
- 設置場所を選ばない:電波が届く場所であれば、屋外・屋内などあらゆるロケーションに対応できます。
- 回線工事が不要:光回線などの工事が必要なく、導入までの時間や手間が少ないのもメリットです。
3. SIMカメラで使うSIMの種類
SIMカメラに挿すSIMカードは、一般的にスマートフォンやタブレットで使用するSIMカードと同様です。ただし、通信方式や容量上限などの料金プランによって特徴が変わるため、以下の3つのポイントを押さえておきましょう。
1)対応バンド・通信方式
- SIMカメラが対応している周波数帯(バンド)や通信方式(4G LTE・3Gなど)を確認しましょう。
- 利用予定のエリアが対応バンド外だと、電波が入らず映像が送れない可能性があります。
2)キャリア
- ドコモ・au・ソフトバンクなど、どのキャリアの回線を使うかによって通信品質や料金プランが異なります。
- 利用場所での電波状況を事前にチェックしておくと安心です。
3)SIMカードのサイズ
標準SIM・microSIM・nanoSIMの3種類があり、カメラ本体の対応サイズを確認する必要があります。

4. 容量(データ通信量)の考え方
SIMカメラをスムーズに運用するためには、月々どのくらいの容量が必要かを把握しておくことが大切です。容量が不足していると通信速度制限がかかり、映像を確認できないなどのトラブルにつながる恐れがあります。
容量の目安を算出する計算式
1ヶ月の通信量(GB) = ビットレート(Mbps) × 1日あたりの使用時間(秒) × 利用日数 ÷ 8 ÷ 1024
- ビットレート(Mbps):画質やフレームレートを設定するときに目安となる数値
- 1日あたりの使用時間(秒):モニターや録画をする時間の総和
- 利用日数:1ヶ月に何日間使うか
例)SD画質(約256Kbps)で1日10分(600秒)利用する場合
0.256(Mbps) × 600(秒) × 30(日) ÷ 8 ÷ 1024= 約0.562GB/月
高画質で長時間視聴や長時間録画する場合や、複数端末で同時に視聴する場合は、その分だけ必要な容量は増えるので注意しましょう。
5. SIMカメラを導入する際のチェックポイント
1.目的・用途を明確にする
防犯対策なのか、遠隔監視や見守りなのかで必要画質や使用頻度が変わります。
2.設置環境を確認する
- 電源の確保が難しい場合はバッテリー内蔵型かソーラー電源対応などを検討。
- 屋外設置には防水・防塵機能があるモデルが必要です。
3.回線状況を事前に調べる
利用する場所での電波強度や、どのキャリアが最適かを確認。
4.容量プランを試算する
- 上述の計算式を用いて、自身の使用パターンから月々の容量を概算。
- 必要以上に大容量を選ぶとコストが無駄に高くなる場合もあります。
5.サポート体制・保証内容の確認
初期設定や導入後の問い合わせに素早く対応してくれるかどうかで、運用の安心度が変わります。
6. ソリッドカメラがおすすめな理由
SIMカメラ選びに迷ったら、ソリッドカメラがおすすめです。理由は以下の通りです。
⚫︎豊富な製品ラインナップ
バッテリー内蔵型やPTZ機能付きなど、多彩なモデルを取り扱い。防水・防塵に強いカメラも多数。
⚫︎導入サポートが充実
カメラ・SIM・容量の選定から設置方法のアドバイスまで、専門スタッフが丁寧に対応します。
⚫︎安心のアフターサービス
トラブルや疑問点があっても、問い合わせフォームや電話でいつでもサポートを受けられるので、初めての方でも不安を解消しやすい環境です。
⚫︎ソリッドSIMサービスでさらに安心
ソリッドカメラ専用の「ソリッドSIMサービス」なら、カメラとセットでスムーズに運用できるだけでなく、最大5年の延長保証も受けられます。SIMの選定に悩むことなく、安心して長く使いたい方にぴったりです。
7. まとめ
- SIMカメラ:用途(防犯・見守り・ライブ配信など)や設置場所(屋外・屋内)に合わせて機能を選ぶ
- SIM回線:対応バンドやキャリアの電波状況をチェックして、最適な回線を選択、ビットレート・利用時間などをもとに必要データ量を計算して、適切なプランを契約
SIMカメラを最大限に活用するには、この2つをバランス良く検討することが重要です。シチュエーションや頻度に応じて容量を決め、通信環境が整ったSIMとカメラを選ぶことで、ストレスのない映像監視が可能になります。
8. ソリッドカメラへのお問い合わせ
SIMカメラとSIM回線容量をどう選べばいいのか迷った際は、ぜひソリッドカメラへお問い合わせください。専門スタッフが丁寧にヒアリングを行い、最適なプランをご提案いたします。
公式サイトからいつでもどうぞ。
SIMカメラの導入で快適な映像監視を実現し、業務効率化や防犯対策に役立てましょう。最適なカメラやSIMプランを選べば、コストを抑えながら安心・便利に利用できます。ぜひこの機会にSIMカメラの導入を検討してみてください。
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