ホテルでの
防犯カメラ活用術

ホテル・旅館で活躍!安全とプライバシーを守る防犯カメラの役割

ホテル・旅館における防犯カメラの導入は、セキュリティ強化において極めて重要な役割を果たします。大勢のゲストが出入りするホテルでは、トラブルを未然に防ぐために監視が必要です。防犯カメラをフロントデスクや共用エリア、階段やエレベーターなどに設置することで、24時間体制での監視が可能になります。ゲストに安心して心地よく過ごしていただくためにも、セキュリティの強化は必須といえます。

また、インバウンドの訪日外国人客が再び増加しており、新型コロナウィルス感染拡大前の数字に戻りつつあります。2023年は2000万人を超える外国人が旅行へ来る見込みです。外国人のホテル利用も増加しており、セキュリティ対策やゲストとのトラブル防止に防犯カメラを活用することができます。

( 参考:日本政府観光局(JNTO)「訪日外客数(2023 年 10 月推計値)」 )

ホテルに防犯カメラを設置するメリット

レセプション

セキュリティ強化

セキュリティ強化が最も大きなメリットの一つです。防犯カメラは、ホテルや旅館内外の様々な場所に設置され、常に監視しています。不審な活動や緊急事態が発生した場合、スタッフは迅速に対処することができます。また、防犯カメラは犯罪の抑止力としても機能し、不審者や犯罪者がホテルに近づくことを防ぐことができます。

ゲストの安全確保

ゲストの安全を確保するためにも、防犯カメラは重要です。特に共有エリアや階段、エレベーターなどの公共スペースに設置されたカメラは、ゲストの安心感を高めます。女性専用フロアのあるホテルでは、ゲストにより安心して過ごしていただける空間つくりに役立ちます。ホテル内で安全で快適な滞在を楽しむことができるため、リピーターにもつながるでしょう。

トラブル解決の支援

防犯カメラはトラブル解決にも役立ちます。たとえば、物品紛失やトラブル発生時に、カメラの映像記録が有益な証拠となり、状況の明確化に役立ちます。

さらに、外国人観光客とのコミュニケーションや文化の違いによるトラブルを未然に防ぐためにも、防犯カメラは大いに役立ちます。カメラが設置されていることは、ゲストに安心感を与え、万が一のトラブル時には客室や共用エリアでの出来事を正確に把握することができます。これにより、適切かつ迅速な対応が可能となります。

業務効率アップを可能に

朝食時などのピークタイムの混雑状況など、現場にいなくても把握することができ、ホテル運営の効率化が図れます。リアルタイムで映像を監視し、スタッフが適切に配置されることで、混雑解消にも役立ちます。このように、防犯カメラは人的リソースの最適化にも繋がります。

ホテルに防犯カメラを設置する場所

ロビーやエントランス

ロビーやエントランスは、ホテルにおける最も重要なエリアです。ここはゲストが出入りする場所であり、24時間体制での監視が不可欠です。ゲストの安全を確保し、不審者や問題の早期発見に役立ちます。

非常階段やエレベーターホール

非常階段やエレベーターホールは、不特定多数の利用者が出入りする場所です。こうした場所にカメラを設置することで、不審者の侵入を防止し、ゲストへの安心感を高めます。特にエレベーター内にカメラがあると、ゲストはより安心して移動できるでしょう。

死角監視

廊下

廊下はピークタイム以外は無人になる時間が多い場所です。特に女性専用フロアなどでは監視カメラがあると、ゲストがより安心して過ごせる環境が整います。

駐車場

ホテルの駐車場は車両の盗難やいたずらなどのリスクがある場所です。防犯カメラの設置により、駐車場の安全を確保するだけでなく、空き状況を確認してスムーズに案内することも可能です。また、従業員の業務効率向上にもつながります。

駐車場 防犯カメラ

ホテルに防犯カメラを設置する際の注意点は?

威圧感を与えない形状を選ぶ

しっかりと監視をすることに加え、防犯カメラに見張られている威圧感を与えないような配慮が必要です。ゲストや従業員に近い場所ではドーム型を選ぶなど、防犯カメラの形状は適正なものを選定しましょう。
逆に駐車場ではチューブ型のカメラが多く採用されています。いかにも監視カメラという形状のため、設置しているだけで防犯効果が期待できます。

プライバシーへの配慮を

客室内へのカメラ設置は、プライバシーに影響を及ぼす恐れがあります。法的にもこれは厳しく制限されており、カメラの設置はプライバシー侵害とされています。

また、映像の漏えいも大きな懸念です。ゲストは個人情報やプライバシーが保護されることを期待しており、その映像が外部に漏れることは信頼を損ないます。ホテルの評判にも深刻な影響を及ぼしかねません。カメラの管理が不十分だと、セキュリティを強化するつもりが逆にプライバシー侵害や情報漏洩のリスクを生む可能性があります。

この問題の解決には、慎重な対策と適切な管理が不可欠です。セキュリティを強化するためには、法的な制約と顧客のプライバシーを尊重することが重要です。また、技術的な対策や従業員の適切な教育も必要です。顧客の信頼を守りながらセキュリティを確保するために、バランスを考慮したアプローチが求められます。

ホテル・旅館の防犯におすすめのカメラ

2MP 電動バリフォーカルドーム Secula SCL-02DE02

  • シンプルなデザインのドームカメラ
  • 電動バリフォーカル対応
  • 超低照度カラー撮影

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Secula SCL-02DE02

4MP 低照度カラー高機能チューブ Secula SCL-04TE01

  • 駐車場などの屋外に最適なチューブカメラ
  • 強力赤外線で夜間も遠くまで見える
  • 電動バリフォーカル対応

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Secula SCL-02DE02

32CH PoE NVR Secula SCL-N032P02

  • PoEポート16ポート搭載で配線の融通がききやすい
  • 各種スマート検知の設定も可能
  • HDMI/VGA 同時出力可能

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Secula SCL-02DE02

防犯カメラの導入に補助金・助成金が使えます

都道府県や市区町村などの自治体には、防犯目的でカメラを設置する際に補助金・助成金の制度を施行しているところもあります。防犯カメラの導入を検討する際には一度確認してみるとよいでしょう。