駅務サポートでの
防犯カメラ活用術

駅内の全てを人間の目で監視する事は限界がありますが、カメラを設置すれば少人数でも目が行き届く環境を作ることが可能になります。監視カメラの録画映像を活用することで、無賃乗車の常習犯を特定することができます。また、ライブ映像は無賃乗車の現行犯の検挙に役立ちます。
他にも、ライブ映像は遠隔で状況確認が可能なため、現地に向かう前に対応がしやすくなります。

監視カメラの録画を残すことで、券売機でのいたずらや、利用客からの暴力行為などのトラブルが発生した場合、瑕疵の所在を知ることができます。また、駅務室に設置することで、駅員の不正行為も監視の役割を果たします。もし犯行が起きた場合でも、証拠映像を警察にスムーズに提出でき、トラブルの早期解決に役立ちます。

少子化が進む地域や省人化で人が常駐できない場所でも、監視カメラは24時間監視・録画ができます。監視されているという意識が働くため、カメラを設置するだけで犯罪を抑止する効果が期待できます。ホームや改札には回線工事不要のSIM通信カメラがおすすめです。 また、駅務室にWi-Fi環境があれば通信工事不要で簡単に設置可能です。

トラブルが発生した際の実際の映像は、臨場感のある教育教材となります。
スタッフの研修に活用し、様々なケースを事前に把握しておくことで、犯罪に対する警戒心や対応力を高めることができます。