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畑の防犯対策:果実・農作物の盗難対策に防犯カメラを!

農作物の盗難は、農家にとって大きな問題です。

農地やビニールハウスは敷地が広く、夜間など人目が少なくなる時間帯もあるため、常に人の目だけで監視することは困難です。
畑の盗難対策には、防犯カメラによる映像の記録と、柵の設置や保管庫の施錠、パトロールなどを組み合わせることが大切です。カメラは、設置場所の電源・通信環境や、夜間撮影・録画の目的に合わせて選びましょう。

本記事では、農作物の盗難被害の現状を踏まえ、畑の防犯に役立つ7つの対策と、防犯カメラの導入前に確認したいポイント、おすすめの機能・製品を紹介します。

全国で続く畑での果実・農作物の盗難被害

農作物の盗難で特に注意したいのが、収穫期を迎えた高価な農作物を狙った盗難です。2026年夏には福岡県うきは市で収穫前のナシ約5,000個(約200万円相当)、栃木県栃木市ではシャインマスカット約400房(約50万円相当)が盗まれるなど、大規模な被害も発生しています。

農作物の盗難被害の認知件数の推移

年認知件数被害総額
令和3年(2021年)2,441件5,625万円
令和4年(2022年)2,194件6,104万円
令和5年(2023年)2,154件5,904万円
令和6年(2024年)2,201件1億53万円
令和7年(2025年)2,188件1億337万円

出典:農林水産省「農作物の盗難の実態と対応策」

件数は一貫して増加しているわけではありませんが、被害は継続して発生しています。収穫期を迎える前に、農作物の保管・管理や農地への侵入対策を見直しておくことが大切です。

畑の防犯7つの対策

1.防犯カメラを設置しましょう

防犯カメラを設置することは、農場の安全を確保するための有効な手段です。近年はコメの収穫時期や米倉庫を狙った組織的な盗難も発生しているため、カメラの設置範囲を見直す米農家も増えています。まずは、畑の出入口や主要な通路、視覚の死角になる場所にカメラを配置します。特に夜間の監視が重要ですので、夜間でも鮮明な映像を記録できるカメラを選びましょう。また、防犯カメラの設置位置は高くし、カメラが容易に破壊されないように工夫することが必要です。

天災の被害確認にも役立つ

防犯カメラは盗難対策だけでなく、天災の被害確認にも役立ちます。特に台風や大雨などの自然災害が発生した際、撮影範囲内の畑の状況を、離れた場所から確認することができます。防犯カメラの映像は、被害状況を記録する補助資料として活用できます。申請に必要な資料は、保険会社や制度の窓口に確認してください。

2.農機具も盗難の対象になるため対策を

農作物だけでなく、高価な農機具も盗難のターゲットになります。トラクターや耕運機、収穫機などの農機具は、簡単に転売される可能性が高いため、特に注意が必要です。

・農地内に停めたままにしない

・鍵を誰でも触れる場所に置かない

・農機具の保管場所に必ず鍵をかける

こういった基本的な防犯対策を徹底することが重要です。

3.センサーライトの活用

防犯カメラと併せて効果的な対策の一つに、センサーライトの活用があります。センサーライトは動きを感知して自動的に点灯するため、夜間に不審者が近づくと突然の明るい光で威嚇します。この光は不審者にとって大きなプレッシャーとなり、侵入を思いとどまらせる効果があります。また、ライトの点灯により周囲の住民や通行人の注意を引き、不審な動きの早期発見につながります。

4.侵入防止柵の設置

物理的な障壁としての侵入防止柵は、不審者の侵入を防ぐ効果的な手段です。柵を設置することで、不審者は侵入を躊躇するでしょう。また、柵はカメラの視界を遮らないように配置することが重要です。

5.パトロールの重要性

パトロールも、防犯対策として非常に重要です。地域住民や警察と協力してパトロールを行うことで、不審者に対する警戒心を高め、犯罪抑止力を強化します。パトロールは、防犯カメラだけではカバーできない範囲もチェックできます。

6.防犯カメラ作動中のステッカー

「防犯カメラ作動中」のステッカーを貼ることで、不審者に対する威嚇効果を高めることができます。実際にカメラが設置されている場合、その存在を示すことで防犯対策を行っていることを示し、侵入の抑止が期待できます。また、ステッカーは手軽に設置できるため、コストを抑えながら防犯対策を強化する手段としても有効です。

7.SNSでの発信に注意

農作物の収穫時期をSNSで発信することは、犯人にそのタイミングを知らせることにつながります。「今年の新米、まもなく収穫です!」といったSNS投稿がきっかけで、盗難リスクが高まる可能性があるため、警察や専門家からも注意喚起がなされています。情報発信の際には、十分な注意を払い、収穫のタイミングを知らせないよう心掛けましょう。

防犯カメラ導入前に確認するポイント

畑に設置する防犯カメラは、電源や通信環境、撮影したい時間帯に合わせて選ぶことが大切です。まずは、設置場所の条件と利用目的に応じて、以下の項目を確認しましょう。

畑の設置条件・目的導入前に確認すること
Wi-Fiや固定回線がないSIM対応の有無、対応回線、現地の電波状況
コンセントがないソーラー・バッテリー構成、日照条件、必要な稼働時間
夜間の侵入を記録したい撮影距離と、現地の暗さでの映像
常時録画したい常時録画への対応、電源容量、保存期間
畑から離れて映像を確認したい遠隔視聴への対応と通信費

以下では、畑での防犯対策に役立つカメラの機能と、選ぶ際のポイントを紹介します。設置場所の条件に照らし合わせながら、必要な機能を確認してください。

SIMカメラ

Wi-Fi環境や固定回線がなくても使用できるため、広大な圃場でも設置が容易です。通信インフラの制約がある場所でも、安定した監視が可能です。

防水・防塵IP66

屋外では風雨にさらされるため防水機能は必須です。

ソーラーパネル発電

ソーラーパネルで発電するため、電源を引く必要がありません。これにより、設置が簡単になり、特に日当たりの良い畑に最適です。(軒下などの日陰には使用できません)

ホワイトライト搭載

夜間に強力なライトを照射し、鮮明な映像を記録します。また、不審者への抑止効果も期待できるため、夜間の盗難対策として非常に有効です。

アラート機能付き

不審な動きを検知するとアラートを発し、スマートフォンへ通知を送ります。これにより、迅速な対応が可能になります。

スターライトカメラ

夜間でもわずかな光があればカラー撮影が可能です。これにより、不審者の服装や車の色など、重要な情報を得ることができます。

ソリッドカメラ取扱のスターライトカメラ

電源不要なソーラーパネル付きSIMカメラ SolLa(ソルラ)SLL-01LTE

★ソーラーパネル付きのため電源不要、太陽光で発電して給電

★SIM内蔵のため回線工事や光回線が不要

★夜間カラー撮影可能なスターライト仕様

★10,000mAhの大容量バッテリーで雨天が続いても最大60日間待機可能

★スマートフォン用の無料専用アプリでライブ映像の視聴可能

(PC視聴はできません)

★検知録画機能の省エネ運用

太陽光があたる場所なら電源不要で運用できます。(軒下など日陰は不可)

電信柱など太めのポールにも設置できるブラケットもあります(別売)。

モバイル通信SIMカメラ Viewla IPC-16LTEⅡ

★回線工事不要!電源接続とSIM挿入で使用可能

★動体検知機能搭載

★定期画像送信機能搭載

★WindowsPC・スマートフォン・iPad・タブレットで視聴可能

★SIMフリー(au・ドコモ・ソフトバンク系、 楽天モバイル*)、SDカード別売

*楽天モバイルは当社環境で接続・通信を確認

特に山間部や遠隔地など、ネットワーク工事が難しい場所への設置に最適です。

屋外設置用にジャンクションボックス・SIMカード盗難防止カバー・ポール取り付け用クランプもラインナップ(すべて別売)。

まとめ

防犯カメラの設置やパトロールなど複数の手段を組み合わせ、「警戒している・対策をしている」という姿勢を見せることで、泥棒にとってターゲットとして狙われにくくなります。こうした防犯対策を地域全体で行うことで、農園全体の治安も良くなります。特に近年は米農家・コメ農家の盗難被害が増加傾向にあり、全国ニュースでもたびたび取り上げられています。安心して農業に取り組むために、防犯カメラの設置を検討してみてはいかがでしょうか。

トラブル防止の防犯カメラの導入に補助金・助成金が使えます

都道府県や市区町村などの自治体には、防犯目的でカメラを設置する際に補助金・助成金の制度を施行しているところもあります。畑の防犯のために防犯カメラの導入を検討する際には一度確認してみるとよいでしょう。米(コメ)盗難対策にも活用できるケースが増えているので、水田や米倉庫の防犯にもおすすめです。

防犯設備士 スタッフT

執筆:ソリッドカメラ編集部/監修:T.H.(防犯設備士 第12-23931号)

本記事は、法人向け防犯カメラ・監視カメラの提案、設置、技術検証を行う編集チームが執筆し、防犯設備士の資格を持つ専門スタッフが監修しています。

2010年の取扱開始以来、全国47都道府県・2,800社以上の法人(累計6,000件以上)に防犯カメラ関連機器を届けてきました。累計販売台数30万台、サポート実績10万件以上の現場で得られた「一次情報」をもとに、SIMカメラやIPカメラ、NVR構成などの運用ノウハウを分かりやすく解説します。

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