防犯カメラにおける防水・防塵規格のIP66とは?
防水・防塵規格のIP66とは何か?

屋外に防犯カメラを設置する場合、防水機能は必須です。防犯カメラには、防水・防塵性能を示す「IP規格(IPコード)」が設けられています。
IP規格とは、IEC(国際電気標準会議)が定めるIEC 60529、およびそれに準拠したJIS C 0920で規定されている保護等級です。IPは「Ingress Protection(侵入に対する保護)」の略で、IPの後に続く2つの数字によって、外郭による防塵性能と防水性能を表します。
例えばIP66は、粉塵の侵入を完全に防ぐ防塵性能(第1特性数字6)と、あらゆる方向からの強力な噴流水によって有害な影響を受けない防水性能(第2特性数字6)を備えた規格です。そのため、雨風にさらされる屋外の防犯カメラに適しています。ただし、水没や長時間の冠水に対する保護を保証する規格ではありません。
防水・防塵規格(IP65/IP66/IP67)による違い
IP規格は2つの数字によって防塵・防水性能を示しています。雨や風の影響を受ける屋外に防犯カメラを設置する場合は、一般的にIP66以上の性能が推奨されます。
| 防水規格 | 防塵等級 | 防水等級 | 防水性能 | 主な設置環境 |
|---|---|---|---|---|
| IP65 | 6 | 5 | あらゆる方向からの噴流水に対して保護 | 一般的な屋外設置、軒下、駐車場など |
| IP66 | 6 | 6 | あらゆる方向からの強力な噴流水に対して保護 | 豪雨や台風の影響を受けやすい屋外環境 |
| IP67 | 6 | 7 | 一定条件下での一時的な水没に耐える | 水たまりや浸水リスクがある場所、水辺周辺 |
防犯カメラの防水規格比較
| 防水規格 | 特徴 | おすすめ用途 |
|---|---|---|
| IP65 | 一般的な雨や散水に対応 | 住宅、店舗、オフィスの屋外設置 |
| IP66 | 強い雨風や噴流水にも対応 | 工場、駐車場、沿岸部など |
| IP67 | 一時的な水没にも対応 | 浸水リスクのある場所や特殊環境 |
※IP67は数字だけ見るとIP66より上位に思われがちですが、単純な上位互換ではありません。
JIS C 0920(IEC 60529準拠)では、IP66(第2特性数字6)は「あらゆる方向からの強力な噴流水」に対する保護を、IP67(第2特性数字7)は「一時的な水没」に対する保護を評価する試験として定義されています。
そのため、屋外の防犯カメラのように雨風や強い水しぶきにさらされる環境では、水没性能だけでなく噴流水に対する保護性能も重要です。製品によっては、IP67よりもIP66、あるいはIP66/IP67の両方に適合している製品の方が、実際の設置環境に適している場合があります。
出展:JISC0920:2003(IEC 60529:2001)「電気機械器具の外郭による保護等級(IPコード)」
屋外用カメラを選ぶ際の注意点

防水・防塵性能の確認
屋外に防犯カメラを設置する場合は、カメラの防水性能(IP規格)を必ず確認しましょう。豪雨や台風にも耐えられるよう、IP66以上の性能は必要です。
ケーブルなどの接合部にも防水処理を行う
カメラ本体が防水仕様でも、ケーブル類やオプション品は防水・防塵仕様ではないことがあるため注意しましょう。少しでも水がかかる可能性のある場所では防水用ボックスにケーブルを収納したり、ケーブル接合部に防水テープを巻いたりするなど、確実に防水処理を施す必要があります。
夜間の撮影が可能かどうか確認
周囲に人が少ない夜間は、トラブルが増加します。夜間の映像も確認できるよう、防犯カメラは夜間撮影に対応しているタイプを選びましょう。
防水・防塵規格IP66以上のおすすめ屋外カメラ
Viewlaシリーズ(IP66対応)
SIMカードによる無線接続が可能な「IPC-16LTEⅡ」、有線接続モデルの「IPC-16FHDⅢ」があります。
屋外にViewlaシリーズを導入している事例:
SolLa(IP66対応)
ソーラーパネルによる太陽光発電ができるカメラ。近くに電源が取れない場所にも設置が可能です。
屋外にSolLaを導入している事例:
SolLaはこちら
Seculaシリーズ(IP67対応)
レコーダーによる一括管理ができるカメラ。高画質で本格的な監視が可能です。 Seculaシリーズは全てのカメラが防水・防塵仕様です。
屋外にSeculaシリーズを導入している事例:
Seculaシリーズはこちら






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